母になっても自分のキャリアを諦めない
INTERVIEW
オレコンで描く、私らしい人生のストーリー
A・Nさん(職位:プロフィットメーカー)
このインタビューに登場するスタッフ
7歳から剣道に打ち込むも高校2年で国際協力に興味を持ち進路変更。
大学で国際公務員を目指すが、ウガンダでのインターンシップ経験から開発援助の道を一時断念。
卒業後、ラオスを中心に途上国で5年間観光業に従事し、現地の文化や暮らしを発信。
結婚・出産を機に帰国し、2017年第一子出産。2018年からオレコンで勤務、2021年に第二子出産。
オレコンに入ったきっかけは何ですか?
ラオス在住中に妊娠後、ラオスでの出産リスクと自分の気持ちを天秤にかけ、後ろ髪引かれながら日本へ帰国しました。長男を出産したのち、夫の地元(茨城県の端っこ)でワンオペ育児を開始。長男が1歳を迎えるタイミングで日本で働くことにしました。
そのとき
・自分がやりたいと思える仕事がいい
・子育てと両立できる仕事がいい
・「パートさん」「言われたことだけやる作業者」ではなく
ある程度の裁量とプライドを持って働きたい
を譲れない条件として求人を探して、クラウドワークスでオレコンを見つけました。全ての求人ページと会社ページをくまなくチェックし、「この会社なら私みたいな変わり者も受け入れてくれる」と謎の自信を感じて、採用LPから応募しました。その方が印象いいかも!とか思ってたんですよね。でも全く関係なかったです。
オレコンでの仕事内容について教えてください。
最初の2年ほど、オレコンのほぼ全ての講座やコンサルティングサービスの顧客対応に関わってきました。
3年目から、プロフィットメーカー(旧ディレクター)として仕事をしています。現在はオレコン全体のことに顔を出している状態ですが、主に、称号を利用したブランディングを行うEC@JAPAN協会「BI(Brand Identity) 部門」の運営や「オレコンアカデミー」というオレコンの最上位顧客の皆さまが集うコンサルティングサービスの運営に携わっています。
利益率を追うのが今の私の仕事なので、毎月の決算を見ながら利益率を上げるための施策を立て実行します(オレコンでは全スタッフに決算含め、あらゆる数値やデータ、情報が共有されています)。
どうすれば多くの売上を上げてコストを抑えられるか?と考えると難しく感じますが、結局は、お客様の悩みや痛みを把握して、多くのお客様がより早く問題解決・結果を出すために、お互いに気持ちよくお手伝いすることだと思っています。ランクが上がれば上がるほど、オレコンは何のためにあるのか、お客様が本当に求めていることは何か、そのために何をするのが一番早いか?を考える機会が増えると感じます。
現在の業務について教えてください。 部門を新たに立ち上げたということですが、どういった経緯や想いで立ち上げたのでしょうか。
そんな大それた想いがあったわけではないです(笑)。
プロフィットメーカーに昇格した直後までは講座関連の顧客対応を主に担当していましたが、昇格後すぐ2人目を妊娠して、任せてもらえる仕事が減っていく状況でした。仕事がないと結果を出せないので、ヤマタクさんに契約終了するべきか相談したところ「短い時間で結果が出る仕事をしてくれたらいい」と頂き、ブランドマネージャーに「短時間で利益出せる仕事ないですか」と聞きに行きまして・・・そこで勧めて頂いたのが「ブランディングサービス」です。どうやらニーズがあるらしい、じゃあ利益も出るかも?という気持ちでスタートしたら本当に利益が出たんです。
そこでまた「部門立ち上げたらNさんのボーナス増えるよ」という心惹かれるアドバイスに乗っかって、BI を新部門として立ち上げました。なので「部門を立ち上げることを目的にしていた」ではなく、結果として「部門を立ち上げるのが目的に近かった」ですね。
ただ、陰日向で頑張っている経営者さまの力になりたい・・・サービスや商品を世の中に広めたい、ブランディングしたい、という気持ちはWCM(※)のWILL に通じていたな、と思います。
※WCM=Will Can Must:オレコンでは、すべてのスタッフに「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(しなければならないこと)」を、ひとつずつ考えてもらっています。
現在の仕事のやりがいを教えてください!
一番は、お客様のお悩みを解決できる一助になれることです。オレコンに投資して頼ってくださり、ご自身の後ろに従業員も抱えていらっしゃる経営者さまのお立場を考えると、いつも身が引き締まる思いです。
私にできることは限られていますが、ヤマタクさんにお悩みを繋いだり、オレコンで学んだことを基にお悩みにお答えしたり。そのことで「解決できました!」「これでなんとかなります!」など言っていただけた時は本当に嬉しいですし、自分が提供したサービスで「おっしゃる通りにしたら CVRが 1.5倍になりました!」など、実際に数字が上がった、売上が上がった、というご連絡を頂くのも、やりがいの一つです。
また、自分のアクションで数字を動かしていくことができるという点にもやりがいを感じます。
こうやったら利益率って動くんだな、半年前にサボってたから今月こんな数字なんだな、、、と、発見と反省の繰り返しですが、自分の動きがダイレクトに数字に現れ、それを改善する施策を次々打たせてもらえるのもベンチャーの醍醐味だと感じます。
やりがいとは反対に厳しさ・難しさを感じるのはどんな時ですか?
業務内容に関して言えば、Q4と全く同じ、「顧客」と「数字」です。
どちらも一筋縄ではいきませんが、厳しく難しいからやりがいがある、だと思っています。
環境面で言えば、自宅で乳幼児を世話しながらお仕事をするのはハードでした。オレコンで業務委託として働いている6年のうち2年が自宅保育で、最初は1歳の長男を自宅保育していて、約1年間、お昼寝中と夜にまとめて稼働してました。長女の産前産後もお休みは取らずお仕事させてもらい、長女が1歳になるまでは主に夜間に稼働しました。今はもうできないです(笑)
もちろんオレコンはプライベート優先なので、他スタッフと大いに助け合います。が、子育て中だから結果を出さなくていい、というのはないので。業務開始時に自宅保育中だったからこそ、より早く効率よく量をこなして数値も改善する考えが身についたのかもしれません。
オレコンで働いてからご自身が成長したなと感じることは?
やっぱり、一つの部門を動かせるようになった、という点は大きな成長だと感じます。オレコンで働き始めた時は、まさか自分が中心になって新しい部門をスタートさせるとは思ってもいませんでした。顧客のニーズを知る重要性を本当の意味で理解できたのも、部門とその数字を動かすようになってからだと思います。
あとはもっと楽に早く結果を出して、やりたいことをやるために、他のスタッフにどう動いてもらうか?どうやったら動いてくれるか?自分はどう働きかけたら良いか?を考えるようになりました。小さい頃から「協調性」が大嫌いで苦手意識がありましたが、ここ半年ほどでやっと、少しだけ苦手意識が消えてきたかなと思います。
フルリモートで業務をするにあたって大切にしていることは?
常に顧客や会社の先にあるものを考えることです。
オレコンには、お仕事の進め方やコミュニケーションの研修が評価項目にあります。ただ、例えフルリモートでも一つの場所に人が集まる以上、PC画面に出てくる社内の事情や他人の会話ばかり気にしてしまう日があります。でも本当に私たちが見るべきは顧客で、目指すところは会社の外にある、という初心を忘れず、周りにも伝えるようにしています。
実はラオスで働いた会社が孫請けで、売上が上がっても会社の口座に入金されずお金がなくてお給料が遅れることが何度もありました。ブラックですよね。でもそういう時に、普段いがみ合っていてもスタッフ全員が団結してお客様おもてなし体制になって、何かサービス提供できないか行動して、現金やクレジットでお支払い頂いて・・・そのお金がその日手渡されて、彼らと家族の夕飯になるっていうのを見てきたんです。だから私は顧客顧客うるさいし(笑)「顧客を優先する」というオレコンの方針に共感を覚えます。
あと、ちょうどその頃に知った (株)マザーハウス の山口絵里子さん。私のWCMのCANのモデルでそっとフォローしているのですが、この方の、
「ヒトに悩むな、コトに悩め」「みんなの気持ちがコトに向かったときに、いろいろな部署を超えて、同じ夢を見られるようになる。仕事はそういうものだと思うので、ぜひ覚えておいてください」という話がすごく印象に残っており、、、、、日々思い出してます。
( https://note.com/eriko_yamaguchi/n/ncc497b83edd0 )
オレコンも、世界中からそれぞれ違う常識や価値観を持った仲間が集まっています。合う人もいれば合わない人もいます。納得できないことや腹が立つこともあります。社内だけでなく、お客様からご指摘をいただくこともあります。
でも、それを理由に行動を止めるのは勿体無いなって最近感じます。
オレコンってスタッフが会社を変えられるので・・・「自分はオレコンで何をしたいんだろう、顧客のために何ができるだろう、そのためにどんな評価の仕組みが必要だろう」そうやって行動すれば、フルリモートでも人の好き嫌いがあっても、顧客のビジネスもオレコンの数字ももっと楽に早く改善するだろうし、自分自身も成長できると感じます。あと単に、自分で変えられない他人に悩むより、変えられる物事に対して動く方が楽しくないですか?
全員が顧客にフォーカスし、自分ができることを考える。その過程で、褒めるコミュニケーションの項目や顧客に働きかける評価項目が、自分たちの意見を元に追加されていきます。だからオレコンの評価制度(オレコンWAY ※)も、社内からの評価ではなく、どれだけ多くの顧客から高く評価されたかだと思っています。
※オレコンWay:オレコン独自の人事評価制度。職位によって項目や追う数値が異なり、1項目達成するごとに昇給する仕組み。
年齢・学歴・性別などに左右されず、業務に対する取り組みのみで評価される公平な制度。
これからオレコンでどんなことにチャレンジしたいですか?
まず、BI部門で提供するサービスを拡大したいと考えています。
BIが提供するのは、それをするだけで数字が改善し長期的にも効果のあるブランディングです。お客様の業種や状況、悩みによって色々なアプローチが考えられるため、現在はオレコン社内でサービスのテストを行っていて、それらも合わせて、お客様の悩みに合わせた手法やコンサルを提供していきたいと思っています。その結果、成果が上がる経営者さまが増え、オレコン自体のファンも増えたら嬉しいです。
また並行して、経営者に近い考え方というか、自分がやりたいことを実現するために必要な能力を学びたいとも考えています。
例えばスタッフマネジメントなど、過去の私なら「自分1人でやる方が早いし楽」と学ぶことすら思いつかなかったスキルですが、部門や事業を大きく、やりたいことを形にしようと思うと、やはり社内でも外注でも誰かの手を借りる必要性を痛感しています。もちろんまだまだ能力不足なので、業務を遂行しながらオレコンWAYをクリアし、自分が追う数字を変えていく中で、必要なスキルを身につけていきたいと考えています。
ご自身が考える5年後、10年後のライフスタイルとワークスタイルの理想は?
あまり良くないかも知れませんが、今までもこれからも、ライフとワークを分けて考えることはない気がします。ただ、どうせ働くなら、人生を賭けてでもやりたいことに近い方がいいと思っています。
あと私はとにかく後悔しない選択をしたい。
過去、比較的リスクが高い環境に自ら身を置いたのは、今日死んでも後悔しない自信があったからです。日本で普通に働いて死んだら後悔すると思ってました。
でも今は親として守りたいものがあります。海外で活動すれば?って言われるけど、5年足らずの海外生活でも色んな成功・失敗ケースを見てきて、、、私の行きたい場所がたぶん「普通」じゃなく、そこで子どもに何かあったら後悔するので、その選択肢はないです。
一方で、やっぱり私自身も、もう一度夢を見たい。過去に一緒に働いていた彼ら彼女らや、過去の自分自身に負けたくないとも思います。
こういう、自分の理想と現実を合わせて考えて、今はオレコンで自分のWCMのMUSTをクリアして成長して、出来るだけお金に困らず夢に向かって人生歩けるようにするのが、今のところ一番後悔しない選択肢です。
あと、やっぱり日本で普通に雇われて社長や上司の言うことハイハイ聞くのは私には一生無理。ボスと口喧嘩しなかったのはオレコン(ヤマタクさん)が初めてですし(笑)しばらくオレコンで頑張りたいかな。
正直、5年後、10年後に生きてるかもわからないしな、と思う部分もあります。
でも、今までずっと、世界のどこかで人知れず頑張っている誰かの助けになりたい。その頑張りと魅力を広げたい。と思いながら生きてきたので。
それが自分の力で自分の理想通りにできたら最高だし、そこに至るまでの道にオレコンがクロスしていたら面白いな、って思っています。
最後に、オレコンへの応募を検討している方にメッセージをお願いします!
正直に言いますね。
オレコンはフルリモートフルフレックスだけど、私はキラキラしてないです。笑
割と地道に生活しています。
疲れてお惣菜の日もあれば、子どもに怒る日もある。
大事なミーティングの日に子どもが熱を出したら「マジか・・・」って思います。
普通に会社勤めした方が楽かもと思った日もあれば、辞めたくなった日もあります。
これからもあると思います。
でも、全員が顧客に対して行動し、同じ基準で評価されますし、年齢も学歴もスキルもキャリアも関係なく、全員同じスタートから始められます。今までにないスピードで自分の成長が感じられるし、世界の見え方も変わる、自分のなりたい姿を見つけられる会社です。
より早く簡単に、やりたいことを達成したい方、自分の人生のコントロールを取り戻したい方、ぜひご応募お待ちしています。
以上です。インタビューに答えてくださり、本当にありがとうございました!
※冒頭の職位についてはインタビュー当時のものです