入力フォームにおける郵便番号から住所の自動入力をする方法

2023年12月13日

自動入力でユーザーの入力負担を減らす

多くのウェブサイトでは、フォームの入力がユーザーにとって面倒であることが離脱率の高さに直結しています。特に、郵便番号の入力後に住所を自動的に入力できるギミックは、ユーザビリティの向上に大きく貢献し、入力完了率やコンバージョン率を高めることができます。

郵便番号から住所を自動入力する機能は、ユーザーが郵便番号を入力すると関連する住所が自動的にフォームに入力されるものです。この機能により、ユーザーの入力負担を減らし、入力ミスを防ぎます。

それでは、さっそく実装していきましょう。

郵便番号からの住所自動入力機能

郵便番号から住所を自動入力する機能は、ユーザーが郵便番号を入力するだけで住所がフォームに自動的に入力される仕掛けです。この機能を実装することで、ユーザーの入力作業を軽減し、購買プロセスへの移行をスムーズにします。

技術的にはJavaScriptやjQueryを使用しますが、全てを一から作る必要はありません。今回は「ajaxzip3」プラグインを使用し、簡単に郵便番号から住所を自動入力する機能を実装していきます。

STEP1: JSファイルの読み込み

まず、ウェブページの<head>内セクションにJavaScriptファイルのリンクを追加します。
または、ライブラリをダウンロードしてローカルに保存し、適切なファイルパスで読み込むこともできます。

ajaxzip3ライブラリを使用:

<script src="https://ajaxzip3.github.io/ajaxzip3.js" charset="UTF-8"></script>

STEP2: フォームフィールドの設置

郵便番号と住所の入力フィールドをフォームに設定します。
郵便番号を1つのフィールドで入力し、住所を別のフィールドで表示しています。

<input type="text" name="zip" size="10" maxlength="8" onKeyUp="AjaxZip3.zip2addr(this,'','address','address');">
<input type="text" name="address" size="60">

これ以外にも、かなや住所の自動入力も同様にユーザーの効率を高め、入力のスピードと正確性を向上させます。登録フォームやオンラインショッピングの注文フォームなどで特に有効で、ユーザーエクスペリエンスの向上に寄与します。
ユーザーにとって使いやすいフォームは、サイト運営者にとっても高い費用対効果をもたらしますので、あなたのサイトでも、ぜひ活用してみてください。