全角・半角どちらでも入力できるフォーム設計

2023年12月7日

全角と半角文字を受け入れるフォーム設計

全角と半角文字を受け入れるフォーム設計は、ユーザーが好みや環境に合わせて入力形式を選べるため、使いやすさを向上させます。日本語のように全角と半角が混在する入力では、この柔軟性が特に有効です。エラーを減らし、スムーズな入力体験を提供します。また、サーバーサイドやクライアントサイドでデータを統一された形式に変換することも大切です。

JavaScriptで特定の位置にある文字列を置換する

JavaScriptで特定の位置にある文字列を置換するには、主に String.prototype.substring() メソッドと String.prototype.replace() メソッドを使用します。

特定の位置で文字列を置換するJavaScript関数:


function replaceAt(str, index, replacement) {
    return str.substring(0, index) + replacement + str.substring(index + 1);
}

let originalString = "Hello World";
let replacedString = replaceAt(originalString, 6, "J"); // "Hello Jorld" に置換

この関数 replaceAt では、指定された文字列 str の index 位置の文字を replacement で置換します。まず substring() メソッドを使って置換する位置までの部分文字列と、置換後の部分文字列を取得し、それらに replacement を挟んで結合しています。
この方法で、任意の位置の文字を新しい文字に置換できます。

全角と半角文字を受け入れるフォーム設計

全角と半角文字を受け入れるフォーム設計には、JavaScriptで特定の文字を置換するメソッドを使うと有効ですが、全角と半角の変換は単純な置換より複雑です。
全角と半角の変換には、文字コードの変換が必要になります。JavaScriptでこれを行うためには、全角と半角の文字の対応関係を理解し、それに基づいて変換を行う関数を書く必要があります。

例として、指定された全角のアルファベットや数字を対応する半角文字に変換します。(日本語のカナ文字やその他の全角文字に関しては、変換ルールが異なるため、別途変換処理を追加する必要があります。)
フォームでの利用には、入力イベントにこの関数を組み込んで、ユーザーの入力をリアルタイムで変換することができます。

全角文字を半角に変換するJavaScriptのコード:


<script>
function toHalfWidth(str) {
    return str.replace(/[A-Za-z0-9]/g, function(s) {
        return String.fromCharCode(s.charCodeAt(0) - 0xFEE0);
    });
}

let fullWidthString = "フルワイドテキスト";
let halfWidthString = toHalfWidth(fullWidthString);
</script>