ダークパターン適正化推進協会 英専門家とのタイアップ記事をUP「売上のためのUX設計、それ大丈夫?」
ダークパターン適正化推進協会(運営元:株式会社オレコン 本社:東京都港区、代表取締役:山本琢磨)は、イギリスのコンテンツデザイナー/プロダクトオーナーAndrew Tipp氏との協力のもと、氏が執筆した話題記事『Dark patterns versus behavioural nudges in UX』の日本語バージョンを2025年5月26日、初めて公開しました。本記事では、ユーザーを不本意な選択へ導く「ダークパターン」と、より良い選択肢へと促す「行動ナッジ」の違いや倫理的な境界線について、豊富な実例とともに解説しています。
このテーマは海外でも高い関心を集めており、原文は世界最大級の知見共有プラットフォーム「Medium」で790以上のClap(評価)を獲得した注目記事です。
▼記事を読む
https://darkpatterns.jp/blog/dark-patterns-versus-behavioural-nudges-in-ux/
著者プロフィール
Andrew Tipp氏
イギリスの地方自治体でコンテンツデザイナー/プロダクトオーナーとして10年以上にわたりユーザー体験設計に関わってきた実務家であり、UXプロフェッショナル協会(UXPA UK)のメンバー。
サフォーク州議会(Suffolk County Council)にて、企業向けCMSプラットフォーム「Contensis」のプロダクトオーナーも務めており、行政と民間の両領域に精通したUXリーダーとして評価されています。
代表者コメント
ダークパターン適正化推進協会/Darkpatterns.jp 編集部 代表 山本琢磨
「ダークパターン」は、多くの場合、設計者の悪意ではなく、知らず知らずのうちに選択されてしまっているケースがほとんどです。しかし、顧客が「騙された」と感じる体験は、長期的な関係性を壊してしまう重大なリスクです。
私たちは、企業が成果をあげることと、ユーザーの信頼を得ることは、どちらかを犠牲にしなければ成り立たない関係ではないと考えています。
今回のTipp氏との協力記事が、UXに携わるすべての方にとって、“設計の裏にある意図”を問い直し、ユーザーの信頼を軸にしたUX戦略への転換を促すきっかけとなれば幸いです。
ダークパターン適正化推進協会とは?
ユーザーを意図せず“裏切る設計”を防ぎ、ビジネスと信頼を両立させるための支援組織
「ダークパターン適正化推進協会」は、企業・団体のUX設計における透明性と倫理性の向上を目指して活動する団体です。
本協会では、ダークパターンという言葉や存在をまだ知らず、意図せずそのリスクを抱えてしまっている企業に対して、気づきと行動を促し、信頼されるUXへの転換を支援することを目的に、以下のような取り組みを行っています:
・企業のUX設計に対するアセスメント・チェック支援
・グレーゾーンの設計判断におけるコンサルティング
・UXデザイナー向けや経営者向けの啓発・研修コンテンツ提供
・ダークパターンを使わずに売上を向上させるための具体的なノウハウ提供
また、本協会では、現在までに多数の海外著名専門家との協力関係を構築しており、今後もそのネットワークを拡大しながら、国際的な視点での事例収集・啓発活動を継続的に強化してまいります。
▼ダークパターン適正化推進協会について見る
https://darkpatterns.jp/non-dp-association/