フルリモートワークの利点と課題
フルリモートワークが近年急速に広まっており、特にコロナ禍以降、多くの企業がリモート勤務の導入を進めました。
しかし、リモートワークには様々なメリットがある一方で、コミュニケーションに関する課題も多く浮き彫りになっています。
今回は、フルリモートワークにおけるコミュニケーションの課題とその解決策について詳しく解説します。
フルリモートワークの拡大とその背景
インターネットやテクノロジーの進化に伴い、物理的にオフィスにいなくても業務を遂行できる環境が整ったことで実現したフルリモートワーク。特にパンデミックをきっかけに、世界中でリモートワークが急速に普及しました。
しかし、リモートでの働き方には、新しい問題も生まれています。その中でも、特に大きな課題として浮上しているのが、コミュニケーションの不足についてです。
フルリモートワークにおけるコミュニケーションの課題
リモートワーク環境では、従業員が物理的に離れているため、日常的なコミュニケーションが制約されることがあります。そのことで起こりうる課題として主に挙げられるのは、以下の3点です。
(1)コミュニケーションギャップ
対面でのコミュニケーションには、表情や身振りなどの非言語的な要素が含まれており、これが情報伝達の精度を高めます。
しかし、リモートワークではこの非言語コミュニケーションが欠落し、誤解やコミュニケーションギャップが生まれることがあります。
(2)情報の共有不足
リモートワークでは、情報が各個人の間で断片化しがちです。
特に、オフィスであれば自然に共有されるような些細な情報や、偶然の会話から生まれるアイディアなどが失われる可能性があります。
(3)孤立感の増加
オフィス勤務では、同僚との雑談や協力が自然に行われますが、リモートではそのような機会が減少。従業員が孤立感を感じやすくなります。
特に新しいメンバーや、内向的な性格の人にとっては、チームに溶け込むのが難しくなることがあります。
フルリモートワークでのコミュニケーションを改善する方法
前述の課題に対処するためには、意識的なコミュニケーション手段の導入が必要です。以下に、具体的な改善策を紹介します。
(1)定期的なオンライン会議の実施
コミュニケーションの不足を補うために、定期的なオンラインミーティングを設定することが効果的です。ビデオ会議を通じて顔を合わせることで、非言語的な要素も取り入れやすくなります。
チーム全体の進捗確認や問題点の共有ができ、リアルタイムでの意見交換が可能です。
(2)チャットツールの活用
SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールを活用し、リアルタイムでのコミュニケーションを促進することが重要です。
特に、迅速な質問や軽い雑談を気軽に行える環境を整えることで、情報共有の円滑化が期待できます。
(3)リモートでの雑談タイムの導入
業務に関するミーティング以外に、リモートでも雑談の時間を設けることが効果的です。雑談は、チームの信頼関係を強化し、孤立感を和らげる手助けをします。
例えば、「バーチャルランチ」や「オンライン飲み会」など、カジュアルな交流の場を提供するのも一案です。
株式会社オレコンの「OT」とは?
全スタッフがフルリモートワークで働くオレコン。従業員間のコミュニケーションを円滑に保つために「OT(オープンタイム)」という取り組みを導入しています。
「OT」とは各スタッフが週に1時間、自身で決めた日時に、全メンバーが入室可能な状態でZoomのミーティングルームをあけておく取り組みです。「誰でも」「職位や仕事の関わり関係なく」「どんな用事でも」相談したいことや聞きたいことがあれば、Zoomに訪問することが可能。
チームメンバー同士の交流を促進することで、物理的なオフィスで自然に発生する雑談やアイディアの共有をリモート環境でも実現します。
OTを実施するメリット
(1)チームビルディングの強化
OTを通じて、メンバー間の信頼関係が築かれ、チームワークが向上します。
仕事に関する議論だけではなく、プライベートな話題を共有することで、同僚同士の親近感が生まれ、仕事がよりスムーズに進むようになります。
(2)孤立感の軽減
リモートワークにおいては、どうしても孤立感を感じやすくなりますが、OTのような場があることで、孤独を感じることなく、チームの一員としての連帯感を持つことができます。
これにより、モチベーションの維持にもつながります。
(3)コミュニケーションの活性化
OTの場では、普段の業務では話しづらいことや、ちょっとしたアイディアなどを気軽に話すことができます。
このような雑談の中から、ビジネスに有益な発見や、新しいアイディアが生まれることも少なくありません。
スタッフが認める、安心のリモート環境
OTについて、オレコンスタッフから実際に寄せられてる声を紹介します。
- 業務の垣根を超えて『アドバイスをください』と言われたり、逆にアイディアをいただけたりします。OTがあると、フルリモートでも全然寂しくないです。
- 集中したい時は一人で集中できるし、誰かにアドバイスをいただきたい時や煮詰まってしまった時にはOTに訪問してお話しをする。このくらいの距離感が本当にちょうど良いと感じています。
OTによって、コミュニケーションの機会をつくり、同僚と適切な距離感を保ちながら働けるのがオレコンの魅力です。孤立することなく、必要なときに気軽に相談できる環境が、リモートワークを安心して続けられる要因となっています。
まとめ
フルリモートワークにおいて、コミュニケーションの課題は避けられないものです。しかし、定期的なオンライン会議の実施やチャットツールの活用、雑談タイムを行うことで、その課題を克服し、より円滑なチーム運営が可能になります。
フルリモートで働きたいけれど、不安を感じて一歩踏み出せなかったという方、オレコンでのフルリモートワークをぜひご検討ください。オレコンでは、フルリモートでも孤立せずに働ける環境が整っています。
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