デジタルマーケティングとは?

デジタルマーケティングとは、メールマーケティングやデジタル広告、SNS、モバイルアプリなど、インターネット上を介して行われるマーケティング活動のことを指します。

『Webマーケティング』がオンライン(インターネット)上で行われるマーケティング活動であるのに対し、『デジタルマーケティング』は、オンラインのみに限らず、オフライン(リアル)との場を行き来して行われる、より広範囲なマーケティング活動の概念と言えます。

例えば、実店舗で取得した顧客情報を、オンラインマーケティングに活用することで、接触頻度を高める、緻密なフォローアップをする。見込み顧客が住んでいる地域や、過去のやり取り、購入履歴などを使って販促メッセージをよりパーソナライズするなど、『Webマーケティング』に比べて、顧客の生活に寄り添った新密度の高いアプローチを行うことができます。

グーグルトレンド

バズワードから業界用語へと浸透しはじめた『デジタルマーケティング』

5年前と比べると、この『デジタルマーケティング』という用語もより検索されるようになり、一般にも定着しはじめているようです。その背景には電通をはじめ、国内大手の広告代理店が『デジタルマーケティング』という概念を紹介しはじめたことや、デジタルマーケティングに関する書籍が発売されるようになったことが挙げられます。

デジタルマーケティング書籍

デジタルマーケティングの強み

例えば、旅行先でのおすすめスポットを知りたい、近隣のお店からデリバリーを頼みたい、家電の最安値を知りたいなど、人が何かをしたいと思い立ったその瞬間(マイクロモーメント)に、その手にはスマートフォンが握られています。

地域のイベントに関する広告が、近隣に住むユーザーにだけ広告配信されたり、実店舗で売られている商品と、ネット上の最安値の価格差をボタン1つで知ることもできます。つまり、オンラインとオフラインの壁はますますシームレスになってということです。

『デジタルマーケティング』は、顧客との接点を探し続けている企業にとって、ターゲティング精度や費用対効果の高さの面から見ても、今後ますます欠かせないものになっていると言えるでしょう。