・6ヶ月で売上が2倍になった
・1日の労働時間が3時間になった
・それでも業績はグングン伸び続けている
これらは社長がやるべき
“ある仕事”に取り組んだ結果です。
その“ある仕事”とは一体何なのか?
それが【経営計画】を立てることです。
「え?何言ってんの?」
「もっと行動レベルの話をしてよ!」
「いきなりなんだよ!」
「正月に餅を食べ過ぎたせいで
ヤマタクも遂に頭がおかしくなったのか?」
「くたばっちまえよ、ヤマタク!」
なんてことを思ったかもしれませんが
大丈夫です、今年も正常なヤマタクです。
あなたも社長なら一度くらいは
銀行向けに経営計画なるものを
作成したことがあるかもしれません。
書店で様々な経営計画の本を読んで、
徹夜で勉強しながら作ったかもしれません。
しかし、実際に経営計画を
立ててみてどうでしたか?
・経営計画を立ててもビジネスが成長しない
・計画通りに売上や利益が増えない
・経営計画なんで“絵に描いた餅”でしょ?
あなたがそう思っているなら、
その考えは今すぐ捨ててください。
なぜなら、経営計画というのは
“達成できなけば経営計画とは言えない”からです。
だからと言って、
実現可能なレベルの低い計画を立てる
といった意味とは全く違います。
レベルの低い計画なんて実現できて当然です。
しかし、冒頭に書いたような
・6ヶ月で売上が2倍になった
・1日の労働時間が3時間になった
・それでも業績は伸び続けている
といったように、
今のあなたの現状からは
ちょっと想像もできないような
非現実的過ぎる計画であっても
「正しい経営計画」の立て方をすれば
十分実現可能なのです。
もし仮に、
「1つの仕事しかやらないでください」
と言われたら、
私は間違いなく
「経営計画を立てる」と言うでしょう。
意外に思ったかもしれませんが、
それくらい経営計画の構築というのは
我々社長にとって非常に重要な仕事なのです。
■ヤマタクの経営計画合宿
実は、私は3ヶ月に1回のペースで
“経営計画合宿”というのを行っています。
自分自身のビジネスを成長させるために
何年も前から続けているのですが、
一言で合宿といっても、学生のように
何人かで集まってやるわけではなく
私ひとりでどこか静かな場所で行います。
合宿の間は、
・ネット回線はすべて断ち切り
・携帯電話の電源も切って
・缶詰状態になって
・自分のビジネスの将来について
・額に汗をかきながら考えます
誰にも邪魔されない環境であれば
場所はどこでもいいと思いますが、
経験的にはセルフイメージが上がるような
ちょっとデキる男的な場所を選んだ方が
良いアイディアは出やすいと思います。
例えば、
沖縄の海岸沿いにあるホテルとか
リッツカールトンなどですね。
会社の経費で良いホテルに泊まって
ビジネスを成長させるための
経営計画が構築できるなら最高ですよね。
しかも、優れた経営計画が出来れば
ホテル代なんか余裕でペイできますから
これはかなりオススメです。
■実現可能な経営計画の条件とは?
とは言え、ただ単に合宿をして
経営計画を立てればいいのかと言えば、
全くそんなことはありません。
前述した通り
「正しい経営計画」を構築してはじめて、
実現可能な計画と言えるわけです。
では、その正しい経営計画とは
一体どんなものなのか?
それは、次の5つの条件をすべて
満たしている経営計画のことを言います。
是非、あなたのビジネスと
照らし合わせながら
読み進めてほしいと思います。
■条件1:長期的な目的に沿っていること
目先の売上を上げる方法なんて
グーグル先生に聞けば山ほど出てきます。
しかし、あなたが必要としているのは
「継続的に業績を伸ばし続けること」のはず。
だとしたら、長期的に向かうべき
あなたが望む方向性と
しっかり合致していることが条件です。
■条件2:ワクワクする計画であること
・売上20%アップとか
・経費10%削減とか
・昨年対比150%といった
現実的過ぎる計画を立てることは
経営計画を立てるとは言いませんし、
そんな計画、立てる意味がありません。
そういったものではなく、
あなた自身がワクワクするような
「これが実現できたらヤバイ!」
と思えるような経営計画を
立てなければいけません。
なぜなら、計画を立てたとしても
そこへ向かっていく強い動機がなければ
必ず挫折してしまうからです。
「想像しただけでニヤけてしまう、、、」
そんなワクワクする経営計画こそ
意味があるというものです。
■条件3:行動プランが明確
どれだけワクワクした計画を立てても、
何も行動しなければ達成されません。
思考は現実化する的な発想で
「強く願えば叶う!」みたいな、
ちょっと自己啓発を勘違いしてした
オタクにならないように、
その計画を実現するための
“行動”が必ず必要になってきます。
これまでと全く違った計画を立てる
わけですから、今まで考えたことも
ないような行動プランが必要です。
全く新しい次元の行動プランがあってはじめて
ワクワクするような計画は実現できるのです。
■条件4:自分がやる仕事をハッキリさせる
全く新しい次元の行動プランを立てても、
それが実行できなければ意味がありません。
ここで多くの経営者がつまずきます。
理由は単純で、行動に落とし込むための
リソースが限られているからです。
なので、書き出した行動プランの中から
・あなたが社長としてやるべきことを選別し
・最も生産性の高いアクションプランを選び
・それ以外のアクションを捨てていく
といったことが必要になってきます。
■条件5:考えなくても実行できること
最後に、経営計画を立てる上で
最も重要なことをお話しします。
それは、考えなくても実行できるように
【毎日のタスクレベルまで細分化する】
ということです。
アクションプランを眺めながら
「何からはじめようかな~」
なんて考えてしまうようでは、
まだまだ行動プランそのものが
大きすぎるということです。
人は行動プランが大きすぎると
取り組めなくなってしまうものです。
例えば、
【2時間かかっていた会議を30分で終わらせる】
というプランを立てていたとしても、
自分以外の人間が参加するような会議で
時間までをコントロールするのは
さすがにちょっと難しいですよね。
この場合は、
「会議の開始時間を変えてしまうという」
というのが最も有効な行動プランです。
つまり、毎朝の勤務開始時間よりも
30分早めに会議を開始することで、
“強制的に30分以内に会議を
終了させなくてはいけなくなる”
というわけです。
これならできそうな気がしませんか?
これまで考えたことがないような
行動プランを立てているわけですから、
初めて経験することもたくさんあります。
「悩んでいるせいで実行できなかった・・・」
なんてことが起こらないように、
“そのままタスクをこなすだけ”
というレベルまで行動を
細分化していくことが重要になります。
■あとはひたすらタスクをこなすだけ!
以上、5つの条件を満たしている
正しい経営計画を立てることができたら、
あなたがやることは、ただひとつ。
「ロボットのように行動していく」
ただそれだけです。
計画通り何も考えずにタスクをこなす
ロボットになってください。
ロボットと言っても、
「感情を持たずに働きなさい」
というわけではなく
●考えること
●行動すること
これらを分けているだけです。
3日間(72時間)経営計画のことを
ひたすら考えていると、潜在意識が
勝手に答えを出そうとしてくれるので
寝ている時間でさえも
アイディアが浮かぶようになります。
つまり、あなたの脳は
“72時間休まず考え続けてくれる”
というわけです。
そして、3ヶ月後の経営計画合宿までは
ひたすらロボットのように行動する。
業績を上げるために脳から絞り出した
アイディアを実行するわけなので
当然、業績は上がりますよ。
多くの経営者はこの2つを同時に
やっているからうまくいかないのです。
それに、3ヶ月間で72時間も
会社経営について考えているかというと
ほぼ間違いなく考えていないでしょう。
日々の雑務やクレームに追われて
生産的な時間なんて全くないはずです。
だから、3ヶ月経っても半年経っても
1年経ってもひたすら同じことを
繰り返し続けているのです。
なので、もしあなたが、
・毎日、誰よりも早く出社して
・誰よりも遅い時間まで会社に残り
・寝る間も惜しんで働いているのに
・業績は一向に上がらず
・会社の奴隷になっている
と感じているのなら、
是非、3日間という時間をブロックして
経営計画合宿をやってみてください。
強く、強く、お勧めします。
PS
もしあなたが、経営計画の立て方で
失敗したくないなら、これをお勧めする。
「正しい経営計画」が完成するよ。
↓
http://abaql.biz/brd/archives/