この本の効能:
- 「論語と算盤」の続編、凡人がどうすれば超人になれるか分かる
- リード・コンバージョン・バリューのような人生のキーポイントがわかる
- マネジメントで大切な「才能を活かす」具体例があらゆるところでわかる
- 過去の文献や、古典からノウハウをグングン吸い取る方法を体得できる
もし、あなたが意識しなくても正しい判断をし、
動作すべてが理にかなうような状態を目指したいなら、
この本は272Pの中で、何度でも渋沢栄一氏が、
あなたの為だけにプライベートセミナーを開いてくれます。
ところで、何でもできる超人になるのに必要な能力ってなんでしょうか?
この本のなかで渋沢栄一はこう言っている
- 出自や、賤しい身分でも、凡人でも、誰もがなれる。もちろんあなたも
- 人種も、年齢も、性別も、一切関係ない。
- 頭の良さも、学歴も、いらない
- つまり今あなたの状態にかかわりなく、どんな風にでもなれるということ。
ヤサグレて、周りにシャブ中、全身刺青インプラントや、
恐喝窃盗強盗をするようなイケナイ人たちに囲まれていたヤマタクが、
お金を稼ぐ普通のビジネスマンになるまでの3つのステップ。
1. 利用する利用される関係の虚しさを感じ、そこから出て行く
イケナイ時はみんな総じてお金が無い、だから時間や労力を
タダだと思っているし、思っていた。人の迷惑に鈍感になっていってた。
つるんでてても虚しい、言うほど面白くない、ある日
朝までVJしてて、クタクタになって帰ってみたら、機材が盗まれて
ギャラもバックレられて、濡れ衣着せられて 開眼
お金って、信頼や信用の意味でも大事なんだなと。
下品でも、きちんとお金の話をするようになったら、
変な人達がだんだん離れて行った。
2. 未来を想像する
それでも、なんだかんだ、ダラダラ付き合いはつづいてたし、
やっぱり頼まれるとなかなか断れなかったりして
その時働いてた会社に来てた銀行からの天下りのオッさんの言ってた言葉
「このまま30歳になったとき、どっちが成長してると思う?」と言う言葉で、開眼
遊んで30になる、苦しんだり色々あって30になる、
どっちが10年後カッコいいかは明確だった。
それ以降、この言葉がメインの判断基準になった。
3. 捨てる、捨てる、徹底的に
となりのオッサンから覗かれてたボロボロのアパートから引越し。
その時の彼女に徹底的に捨てられた、怪しげな書籍やら、
マニアックな電子機器やら、焼きまくってたDVDやら、
トレーニング器具やら、古い家具や食器、洋服、
せんべえ布団、あやしい友達、変な薬品、まともな用途のない道具、など全て
全て失って、開眼
自分をリニューアルでき仕事一直線。
これからも成長していくために、超人になっていくチェックリスト
- はじめの一歩を踏み出すこと、なんでも、苦手なことでも
- 問題や、悩みが起きたときは、10年先をイメージして判断
- 自分を戒め、常に自分の成長の機会と捉える
- 人には、一つでもいいところがあれば、良いと思う
- 個人的な主観からはなれる
- 思い込みはでるが、様々な人に聞きすぐに改めること。
- 自らの利益や正しさに固執せず、みんなに利益が出るようにすること
- 自分の都合ではなく、人の都合をまず聞き入れる事
- 人を諌めるとき、先に信頼を得ること
最後にこの言葉が刺さったのでシェア
「山を作る、あと土カゴ1杯で完成するのに、
そこで止めてしまう。止めたのは自分。
地均しをする、まだ土カゴ1杯分しか運んで無くても
始めた事に変わりはない、始めたのは自分自分である。」
山本琢磨
論語講義 渋沢 栄一著 |