昨日、ブログで書いたテーマ、
『経営者=超人という幻想』について。
読者さんの中にも、
今まさに長時間労働真っ只中という人もいて、
結構なリアクションを頂きました。
「仕事の時間を邪魔されて、
スケジュール通り仕事を捌けない」という人や、
「お金にならない作業系の仕事ばかりが増えて、
マーケティングをやる余裕がない」とか、
中には、
「ギリギリのスタッフで会社を回していて、
だいぶ残業をさせているから、
辞められてしまうんでは?とビクビクしてます」って社長もいた。
経験上、従業員20人以下の
中小零細企業の社長なら、
ウンウン頷ける話だと思う。
実際に私のクライアントで、
こんなエピソードがある。
東京都内で、
輸入ビジネスを行っている、
SBさんという方だ。
このSBさん、
彼自身が凄腕ということもあり、
順調に年商が3億円を超え、
さあこれから波に乗るぞ、というところで・・・
ある朝、出勤すると、
たった3人しかいない従業員の内の1人が、
家庭の事情で仕事辞めると言い出したのだ。
「(…そんなすぐに言われても!)」
あまりのことに動揺したそうデス。
そりゃそうだよね。
しかもその従業員には、
社内でも特に重要で、
かつ複雑な仕事を任せていた。
だから、空いた穴を埋めようにも、
すぐに同じ業務をこなせる人材がいない・・・。
その日を境に、
SBさんの働き方は一変してしまった。
欠けた従業員の分の仕事もやらないと、
業務が回らず、
朝7時から夜22時まで15時間、
休憩なしに働くことになってしまった。
受発注の対応から、
顧客の問い合わせ対応。
スタッフへの指示に
それに並行して、仕入れ、資金繰り、
新人募集から教育まで。
しかも、
やっと採用できた新人に教えようと思ったら、
一部の業務がブラックボック化していて、
その仕事の進め方を知る人が社内に誰もいない。
「これ・・・どうやってやってたんだ?」
徐々に業務に支障をきたし始めた。
そんなSBさん、
当然そんな激務を一人で捌けるはずもなく、
常に寝不足状態で、体はボロボロに、
売り上げは半分にまで落ち込んだそうだ。(半分だよ!)
このように・・・
中小企業では、
たった1人の従業員が去っただけで、
ビジネスが危機に瀕する場合がある。
社長や従業員が全く休めなくなり、
‘’通常’’の状態に戻すのは並大抵のことではなくなる。
他人事ではなく、
小規模のビジネスでは
誰にでも起こりうることなのだ。
その【原因】について・・・
これは、
社長が全ての仕事を抱えるよりもリスクの高い、
『特定の従業員に業務を依存する』
という状況が招いたものだ。
あなたは、絶対にやってはいけない。
仕事をブラックボックス化させたり、
その人しかできない仕事を、
絶対に社内に作ってはいけない。
そもそも従業員というのは、
自己重要感を満たすために、
仕事をややこしく、
自分にしかわからないように
作り変えてしまう傾向があるのだ。
そんなつもりはなく
純粋に仕事を任せていたというあなたも、
この落とし穴を、他人事だと思ってはいけない。
あなたが今、
一番頼りにしている従業員のことを想像して欲しい。
彼、もしくは彼女が、
突然の病気や怪我で、
長期の戦線離脱となったり、
急に辞めると言い出したら、どうなるだろう?
いつ、誰が、いなくなっても
会社が回り続ける。
そんなビジネスを作らないと、
あなたは永遠に休めないし、
収入はずっとこの先も頭打ちだし、
いつビジネスが崩壊してもおかしくないのだ。
だから【解決策】について・・・
結局は「超生産的」な仕組みを
社内に導入できているかどうか。
って話に戻ってくる。
「どうやったら利益を伸ばしながら、
もっと働く時間を減らすことができるか?」
つまり、いかに稼ぎながら、いかに休めるか?
目指すは、
社長も従業員もしっかり休める会社だ。
急に誰かが欠けても、
仕事は回り続けるし、
幸福度の高い会社は、さらに高い生産性を産み出す。
キミも、そんな会社を作りたいよね?
ここであなたに【予告】がある。
小さな会社を「超生産的」にするノウハウを、
オレコンで、30名限定で教えようと思っている。
需要あるかな??
実は、先ほどお話ししたSBさんが
このプログラムを受講して、
働く時間を15時間から一気に2時間に減らした、
笑っちゃうような効果実証済みのプログラムなのだ。
【明日の記事】で
この「超生産」プログラムについて発表するので、
必ず忘れずにブログを読んでください。
それじゃ、またね。
ーヤマタク