SALEは去れではありません

考え方

キャンペーン企画も連載3回目だわ。
月曜日に3回目
これまでのメールをまだ見てないなら
是非見て欲しい。

 

キャンペーン企画って、

 

スーパーや百貨店によくある”SALE”のように
「去れ」という意味で、直ちにその場から
去らないと死刑

 

ってなワケない。
かといって
値下げしたりすることではない。

 

キャンペーンを考える時
つい売り方とか、顧客の事とか、
セールスの部分ばかりが際立つ

 

「売れればええやん」

 

そう思っているだろう
さらに

 

「とにかく売って、売って売りまくって
金があればええんや!世の中金や!」

 

と思ってることだろう。
ついでに

 

「札束でしばいて欲しいんやろ?」

 

と関西弁で言いたいのもわかる。
しかーし!

 

そのままだと、マズい
八名信夫が健康食品業界でヒットさせた
キャッチコピーではない

 

私のコンサル先の
イケイケの営業で成り立ってるD社
販売計画は毎回営業のTOPが決めるんやけど
スタッフがだれもついてこない

 

その営業TOPはいつも
「あいつらはダメだ
オレ一人が動けばいい、」
って、朝早くから夜遅くまで仕事してたワケだ

 

結果、営業TOPは身体を壊し
ストレスで
・アトピー
・脱毛で前後からハゲ
・胃痛
・歯ぎしりのし過ぎで奥歯が割れる

 

などの諸症状に見まわれるも
だれも気にかけず
キャンペーンの結果もどんどん悪くなっていった。

 

その部門スタッフのWEBデザイナーから
くわしく話を聞いたところ衝撃の言葉が!!

 

「これ意味があるんですか?
売れる気がしないんですけどこのハゲ」

 

と言うんですよ。
怒りのあまり一瞬
新加勢大周と同じ道を歩ませてやろうかと思ったが

 

ある意味で、ある部分は正直に話をしてくれてよかったと
「これ意味があるんですかね、コノハゲ」
というところですね。

 

これまで、その営業TOPは
「いいからやって」と言って
無理やりやらせていた

 

当然、狙った売上が出るはずもなく、

 

予算に満たない分
「とにかく量をこなす」ことで予算達成しようとして
残業し、朝から晩までシンドい仕事をしていた。

 

結果、ついていけなくなったスタッフが入れ替わり
さらに入れ替わりが激しくなり
部門そのものが崩壊寸前だったのだ。

 

きっとチミも同じだろう。
従業員じゃなかったとしても
自分自身の時間はどれだけあるのか?
外注をつかったりするコストはかけられるのか?

 

「結局俺がやるしか無い」とかって思ってません?

 

それを続けてると営業TOPの彼と同じく
新加勢大周ver2.0になってしまう
いつか身体を壊し、かと言って安定して売上が出るわけでもない
近い将来そんな危機が訪れるだろう。

 

一方で、社長がいなくても
どんどん仕事が進んで、
キャンペーンが次々成功し
毎回増収増益になっている会社もある

 

この2社の違いはなんだろうか?

 

それは、「仕事」と「事業」の考え方が違うってことだ
彼は営業TOPだった。
だから「仕事」をすることが正しいと考え
とにかく仕事をこなすこと、スピードを上げることを優先した

 

もし彼が「事業」をすることを考えられたら
キャンペーン企画について、

 

・キャンペーンの見込める結果とGOAL
・GOALまでの中間目標の数値と計測方法
・キャンペーンが達成デキる根拠・証拠(参考事例)

 

というロジックの部分を論理的に説明できるようにしておく、
それから、、、

 

・キャンペーンの目的
・スタッフ自身にとってお金以外の何が得られるか

 

というハートの部分もつたえる
これが大事なんよ。

 

このキャンペーン企画を成功させるのは、
もちろんあなた一人の場合は、
・目的
・自身が得られるもの
のハートの部分も、なぜ売上が出るのか?の
ロジックの部分も、両方わかってるだろうが、

 

今のままだとSALEの後はどうなるだろうか?

 

わすれるわけだ。
忘れ”SALE”(去る)
予測も、結果も、振り返りも、

 

ビジネスにとって大事な「改善」も

 

あなたにとって大切な「成長」も

 

忘れ”SALE”(去る)ために
忘れ”SALE”(去る)から
一つも残らない。

 

仮説が残っていないと
結果もあいまいになる
結果が曖昧だと、繰り返さなくなる

 

繰り返しが出来ないと
仕事があなたを縛る。

 

PS:
なんで、うちのスタッフは
仕事してくれないのか?

 

それはコレが原因かもという記事です。

 

http://abaql.biz/brd/archives/hcxfhn.html?s=8&u=1

 

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