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アイディア病 

考え方

キャンペーン企画について話そう。

目先の売上を追いかけると
狭小邸宅の上司のように
こんなセリフをいうことになる

「いいか、不動産の営業はな、臨場感が全てだ。
一世一代の買い物が素面で買えるか、
臨場感を演出できない奴は絶対に売れない。
客の気分を盛り上げてぶっ殺せ。
いいな、臨場感だ、
テンションだっ、臨場感を演出しろっ」

 

・・・胃痛がする。

ある種の真理を突いてるが、
「殺せ」とか「素面(シラフ)」とか
殺伐としてるってのは、こういうことを言う。

そんな殺伐とした会社にならないために
昨日は、まず顧客に今、どんなマイブームがおきてるか?
そこから決めると「殺せ!」とか言わなくても
売上が伸びる事を公開した。

起こすべきブームが決まれば、
大体の行動イメージまで決まるやろ、
例えば、ホワイトデーやったら、

・顧客獲得のために店長からの無料プレゼント
・商品に同梱する手紙にホワイトデーメッセージ
・Facebook広告にホワイトデーの先行、3日前、前日のバナー
・オレコンなら女性経営者向けの無料セミナーを
ホワイデーと銘打ってFAXを送ったり
・アフィリエイト報酬に盛り上がりをつけたり

すぐに具体的なアクションが出てくる

効果的なものでも
集客で19種類・接客で60種類・客単価で13種類
細かいものも数え上げたらきりがない
アクションプランやタスクのアイディアは
時間の許す限り多く出すのがコツ
なぜなら
・選択肢の幅が広がる
・違った切り口がでてくる
・忘れてたなどの盲点が減る
と言ったものの、実際のところ
我々経営者がアイディアを出し過ぎると
スタッフは混乱するし、嫌がります。
それもそのはずで
労働時間や人数に限りがあるうえ、
ブームが去る前に売らないと意味が無い

 

つまり、タスクのアイディアが多すぎると
全て実行することはできんワケ

 

でも社長からアイディアが出すぎると
スタッフはみんな一生懸命実行しようとしてしまうから
・無駄な行動をさせないよう
・デスマーチという残業地獄にならないよう
・けれども最大の売上を出せるよう

 

アイディアを選別し、
タスクとして実行できるもの
更に効果の高いものから実行するよう
順番を付けるわけだな。

 

タスクボードを作るとわかりやすいが、
ここではちょっと割愛させてもらって
要するに
・アイディア
・実際のタスク
を分けようってことです。
もちろん、実際のタスクにする際に
最も大切なのは「基準」

例えば、
ホワイトデーで
・顧客獲得のために店長からの無料プレゼント
・商品に同梱する手紙にホワイトデーメッセージ
・Facebook広告にホワイトデーの先行、3日前、前日のバナー
・オレコンなら女性経営者向けの無料セミナーを
ホワイデーと銘打ってFAXDMを送ったり
・アフィリエイト報酬に盛り上がりをつけたり

これだけでてたら、
この中でそれかを捨てて、
どれかを実行するわけだけど

基準に
「成約率を上げる」
「時間がかからない」
「お金がかからない」
という選択基準を付け加えると、
この3つにシボられる。

・顧客獲得のために店長からの無料プレゼント
・Facebook広告にホワイトデーの先行、3日前、前日のバナー
・アフィリエイト報酬に盛り上がりをつけたり

中でも成約率と時間という基準が優位にあるなら、

1.アフィリエイト報酬UPのホワイトデー企画
2.Facebook広告にホワイトデーの先行、3日前、前日のバナー
3.顧客獲得のために店長からの無料プレゼント
という取り組み順が出来るわけです。

なぜ1.にアフィリエイトがでるかというと、
アフィリエイターは案件を紹介し成約しないと意味が無いので
基本成約率は他の広告よりも高め(成約率UP)
報酬額を上げるのはすぐデキるということ(時間短縮)
成果報酬だから、成約率がでなければコストがかからないという(お金)
という基準で きまるわけですな。

この基準を決めないと、、、複数タスクで順番がない
その結果、(スタッフにとって)ラクなものからやってしまう。

ワシ自信もそうだ。
実際には利益を出すことが最優先なのはわかっているのに、
ついつい簡単なこととか、なんか作業から手を付けてしまう
気づけば時間が過ぎて、売上が出てないなんてことに・・・。

例えば
メールを書けばトラフィックが出るのがわかってるのに
Facebookで友達にイイネをつけてしまう
Facebookマーケティングには欠かせないからという理由で
その結果、イイネは返ってきても

売上は出てないなんてことに・・・

最後に1つは入れてほしいものがある
それは「実験」要素だ
同じ事は少しづつ効果が薄れる
だから必ず他の方法も試して欲しいのだ
そうすると、他社よりも先にいける。

 ーヤマタク

ヤマタクと

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