今日から「スピリチュアル」のマーケティング方法について書いていこうと思う。
というのも現在WEBマーケティングのカリキュラムを作っているからで
どうせなら、この作成過程をログに残す意味と
research内容も共有したほうが面白いんじゃないか?
そう思って、今日から開始。
第一回目に何にしようかな?と考えたワケ
マーケティングと一言で言ってもコレを読んでいる
マニアックな読者は当たり前の話は聞きたくないだろうし。
ということで、
世界で最もマーケティングに成功したモノの話から始めようと思う、
「一流になりたいのなら一流に学べ」っていうはなしもあるしね。
■世界的に成功したマーケティング
▼顧客リスト
・20億人の顧客リストを保有し、その数を今も増やしている
・日本では260万リストを保有
▼インバウンドマーケティング
・今流行りのインバウンドメディアとして出版物も発行している
2000年の1年間に世界中で約6億3300万冊
・日本では、配布開始から 3億4584万1334冊が配られている
▼楽天では
・59,941点の商品があるほど
このブランドがなにか分かりますか?
答えは
キリスト教です
わかった人は相当ブランドやマーケティングオタクです。
この内容を書くきっかけになったのが、
映画「マスター」
カルト宗教を作った教祖と、元軍人が出会い組織が大きくなる中で
二人の関係も変わっていく・・・。
という話なんですが、この映画、別に面白くもなんともありません。
面白いのは「宗教」がどのようにして発展していくか
そしてどのようなマーケティング手法が取られているか。
宗教の内側の部分から描いているという内容だけは面白かった。
・プロセッシングという催眠導入手法
・本を主体にした宣伝方法
・信者拡大のための様々なイベント
・主人公が変わっていき切り捨てられる様
マーケティング自体をよく見れるのは前回の
「Dallas Buyers Club」の方なので、それを見た後だと
あまりパットしていないのが正直な所やけど・・・。
自己啓発やスピリチュアルほどマーケティングが必要な分野は無いということ
以前「占いや気功」のビジネスへのコンサルを行ったとき
コレまでの物販と全く同じ仕組みで出来ていることがわかった。
たとえば、育毛剤と比べてみよう。
▼最初の導入部分
育毛剤「あれっ?てっぺんハゲじゃない?」
というキャッチで気づいていない問題に気付いてもらう
気功師「あれっ?あなたに守護霊がいない?」
これも、いなくても全く問題なかったのに、、、気付いてしまうわけです。
いかがだろうか。
似てると思わない?
特に形の無いものを販売するスピリチュアルの場合、
この問題が深ければ深いほど購入率は上がっていきました。
ただこの場合、
物販のように客単を上げるのが難しく
下手に上げてしまうと不満がたまりリピートされなくなる。
そこで、客単価の部分は、1対 多数のビジネスモデルを使い
高額にしていく、ダラスバイヤーズクラブやザ・マスターでも行われている
マーケティング手法を使わなければならなくなる。
心理学系のセミナーなどではとても多い方法で
▼たとえば、こんな構造になっている
・一般募集などは1000〜3000円程度
↓
・会員制の講習会 5000〜1万円
↓
・プロへのスキルアップ勉強会 3万円〜12万円
↓
・プロ向けの講習や勉強プログラム 20〜30万円
どうだろうか?
ステップアップに合わせて客単価が上がっていってる。
こうすることで、長期的な客単価「ライフタイムバリュー」を上げている。
ビジネスが安定し、フロントで無理に高額商品を売らなくても済んでいる。
さて、あなたの商品には
「気付いてない問題」と「ステップアップ」
はあるだろうか?