今日、大阪の学生のHさんと学生を絡めた事業の話をした。
彼は最後にこんな質問をしてきた
「山本さんがもし学生に戻れたら、
何をしたいですか?」
この質問Goodや!。
なぜええのかというと、
想像の中、仮説、そういう状況で
理想の行動を聞き出せる。
そんでもって、
答える側は経験してきた
「失敗を繰り返さない」答えが出てくる
先日、
タイで行った水かけマーケティングセミナーでも
初対面の経営者の方は、いくら効果の出る話をしたところで
まったくもって半信半疑。
微妙な距離感を感じるワケ
「セミナーよりおねーちゃん」のオーラに支配されている
完全アウェイ状態。
アカン!と思っていたら
「売上を持ち逃げされた失敗談」を話した瞬間
それまでの距離感がウソのように
「そういう話が聞きたかったんや」とか
「一緒に飲もう!」などと一気に打ち解けていったんや
つまり、
成功という「快楽」や「便利」というニンジンをぶら下げると
より強い快楽に持って行かれてしまうw
失敗という「痛み」から出てきた話の方がリアルで
人を動かす力を持っているんや
イイ答えを得ようと思ったら、
イイ質問をしなければならない。
自分でよく、
マーケテイングの施策を考える時に使う質問があって
それととても良く似ているからなんや。
それがこれ
「もし、●●やったら●●できるのに」
この質問の何がいいのか?
これって「できない」を「できる」に変えていく質問やねん。
無理と思える目標でも、
達成不可能と思える出来事も、
「もし、●●やったら●●できるのに」
例えば、もう完全にコレ以上伸ばすことの出来ない会社
やる気のない社長、お金の出ない仕事。
こんななかでも打開策が幾つか出せる
「もし、 やったら自分の売上が2倍に伸ばせるのに」
自分に質問してみてほしいわ、
どんな答え出た?
一個二個サンコンぐらいやったらアカン!
オレコンではこの質問の答えを20個以上書かせる
アホな答えでもええ、
突飛な答えでもええ
出来もしない夢物語でもええ
とにかく数をようけ書いて欲しい。
答えの質はあとで見なおせばええだけや
「でけへん」「無理や」と思ってたことが
いけるんちゃう?あれ思ったより余裕?
ってなるねん。
この質問があったら、コンサルなんてイラン
誰の言葉か忘れたので
ヤマタク語録にしとくけど
「人生の質は、自分に対する質問の質で決まる」
っていうのがあるのよ、
例えば、キミが最高の人間やったとする
多分違うやろうけど、最高の人間やったとしとこうや
そんな最高のキミでも、日々
「何でオレはアカン人間なんやろう?」
って常に考えてたらどうなると思う?
・アカン理由をいくつも探し出し
・アカンロジックを完成させ
・自分自身がアカン事を証明してしまう
キミは最高の人間やのに!
怖くない?
もう一個事例を出すと
ある性犯罪者への取り調べで
犯行の理由を聞いた時
「あの少女と、Hな事をしたらどんなだろう?」
と数分考えたそうで
最初はほんの一瞬考えただけ
そして、その長さが1分、10分、1時間、
最後には一日中そのことばっかり考えるようになった
そして、妻も子供もいるのに、
少女に対する性犯罪に及んでしまった・・・。
(田口トモロヲ風に語っても怖い)
それぐらい
「自分にする質問」って、ものすごい強力
まちがった問を自分にしてしまった
コレを防ぐには、自分に対する質問を、
希望や理想に基づいて作るということ
みんなが幸せになるように
「もし やったら、
自分の売上が2倍に伸ばせてお客様も最高の気分になれるのに」
こういうの、
考え甲斐のある質問やとおもわへん?
今日から自分になんて質問する?