お客様は知らない

マーケティング

「あなたの薄毛が1時間で永久に濃くなる!」
私にとって夢の様な商品です。

しかし、こんなたちどころに悩みを解決するような
夢のようないい商品があっても、それだけでは売れません。

なぜならば!

お客様自体は
・悩みを知りません。

 ハゲてることを知らないか忘れている
 私自身もハゲだとは思ってないし、
 ちょっとだけ地肌が目立つな〜くらい(だと思ってる)

たとえ、知っていても
・悩みを気にしていません

 多少の薄毛は共用範囲だと思ってる、言い聞かせている
 周りに聞いたとしても「気にするほどじゃないよ」と、
 気を使われてる事に気づかない
 後頭部は特に気づかないよね。

気にしてたとしても
・悩みを検索するまでじゃない
 検索して解決すると思ってない
 ハゲが治る情報なんてない
 変な情報商材は一杯出てくるけど。
 

検索してても
・行動までつながってない
 胡散臭くて買わない。
 今までの育毛剤や発毛剤が「効かない」とみんな知っているから

 僕の祖父はつるっパゲ。 母方の祖父なんですが
 「隔世遺伝」するのは母方だそうで
 祖父は「クルクル天然パーマ」だったそうで・・・。
 
 祖母はよくぼやいていました
 「何万もして育毛剤を買い」
 「枕に染み付いて臭くてたまらなかった」と
 そこまでして、完全にハゲでした。
 最後は帽子をかぶっていました。

 祖父の話を聞かされた僕は、
 発毛剤は「効かない」という刷り込みをされて育ったわけで
 中学校のころ私がドライヤーでセットしてると、鏡越しに祖父が
 「そんなにしたってムダ」と言葉を残したのが
 今でもトラウマです。

 それぐらい効かないとわかってる
 だから、夢の様な育毛座が例えでてきても買わないよ
 

私の話はいいとして、
・悩みを知りません。
・悩みを気にしていません
・悩みを検索するまでじゃない
・行動までつながってない

そう、ドンピシャのターゲットがいたとしても
この4段階を越えていかないと売れない。

つまり、この4段階を
ターゲットに教育していきさえすれば
買う行動につながるんです。

まずは、
あなたのターゲットが
今どの状態か考えてみると面白いよ。

ヤマタクと

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