伝奇:ジョン・ケープルズ(ジョン・ケイプルズ)

マーケティングコピーライティング

ジョン・ケープルズ
John Caples

科学的な広告の先駆者。
DMキングとも言われています。

中小企業にかかわらずあらゆる経営者が、これまで何百万人という数で
模倣され、スワイプファイルになり、情報商材のネタにされるような
広告業界の本当の傑作を作成してきました。

まぁ、ワシは生前のジョンを知っているんだけど、
ジョンがワシの事を知ってるかはわからないけど…。

例えば、ジョンによる最も有名な作品のひとつに

「私がピアノの席に座った時、彼らは笑った、
しかし!私がピアノを引き始めたとき!」

ジョン・ケイプルズ ピアノコピー
ジョン・ケイプルズ ピアノコピー

この冒頭からのストーリーでは、
最終的に、ピアノがモンスターになって
街の人々を襲いだすという驚きの展開。

最後は、世界中のピアノが人々を襲いだし
エンディングでタケモトピアノのCMが流れた
というB級映画な展開では、一切ありません!
最も驚くべきなのは、それが広告やということ。
こんなストーリー仕立てのコピーが生まれたのは、

別にコピーライターだからじゃなく、
「もともとジョンは作家になりたかった」と、
ミナミのバーでスコッチを飲みながら打ち明けてくれた。

明け方、何ながら言った言葉

「作家になるにはカネがかかる」

そう思ってケープルズが書いたのが、
あき竹城主演の「家なき子」
お金の厳しさを東北弁でまくしたてるあき竹城に
ジョンは脚本を書くことを決意したとか?

そうしたアルバイトの1つが、地元のピアノメーカーの広告だったってワケ。

小林稔侍の「具が大きい」というカレーのCM以上に
このピアノ広告が大騒動を巻き起こした。

なんと!数千人が、ジョンの広告でピアノを買ったんだよ。

これの騒動がジョン・ケイプルズが広告人として
世にでることになったんよね。

そして何年もの間、この広告は、
様々な広告や商品で繰り返し使われてきたワケです。
2ちゃんねるのまとめサイトで

僕が「ナンパしてくる」と言った時、みんなは笑った。
だけど、僕がナンパをし始めると・・・。

これと同じスタイルで今も多くの広告が、
今日、今現在でもその有効性を証明し続けています。
ジョンは一銭も入ってこないと新橋でボヤいていましたが、、、
こうして、まさに
・コピーライティング
・ダイレクトメールマーケティング
・新聞広告
など、キングコピーライターと言われたジョン・ケープルズ。

「元祖」として名乗りを上げているのが同様にクロードホプキンス。
ジョン・ケイプルズは「本舗」としてキングコピーライターの看板をあげていますが、

両者に言えるのは「科学的なアプローチと継続的なテスト。」コレを売りにしてるのな。

ジョンの著書「広告の実績のある方法」で、
彼は様々なテスト戦略を説明し、
10倍の利益を高めるためにクーポンを使用しています。

この本の中でジョンは、収入をめっちゃくちゃ増やすため、
1週間で別のタイトル36種類も!テストしていた。
この事例についても語ってます。

正直言って
ジョンケープルズの本は、全ての教育機関や広告代理店マン、
何よりも中小企業経営者必読の本です。


ザ・コピーライティング

読む価値あります。

ヤマタクと

前の投稿
コピーを5秒で書くテンプレート
次の投稿
Q.具体的な改善方法を教えてください

関連記事