これぞ「ダークパターン!」

セールスアップデザイン

あなたが買った

念願の「愛車」

 

ずっと欲しかったけど

なかなか手が出せずにいた。

 

それでも諦めきれずに

生活を切り詰めて

なんとか手に入れた。

 

そんな大切な車が

「車を作っている会社が潰れたので回収します」

 

そんなことを言われて

持っていかれたらどうでしょう。

 

怒り狂うのでは

ないでしょうか?

そんなのは当たり前のことです。

 

でも、

この当たり前のことを

認識していない人が多いのです。

 

というのも

カリフォルニア州で

永久には利用できない

デジタルコンテンツに

「購入」ボタンをつけては

いけないという

法律が制定されたのです。

 

現代では

インターネットで動画や音楽

その他様々なデジタルコンテンツを

購入するのが当たり前となりました。

 

しかし、

これらのデジタルコンテンツ

実質的にはユーザーが所有している

わけではなく

一時的に利用できる

ライセンスを付与されているに

過ぎないのです。

 

とすれば

冒頭の話に出てきたことも

あながちあり得ないことではなく

あなたが「買った」と思っていた

コンテンツが

突然使えなくなることも

あり得るのです。

 

僕は

消費者を騙し、惑わせる

「ダークパターン」の

存在を長らくお伝えしていますが

久々に「これぞ!」と

感じたのでお伝えさせてもらいました・・・。

 

ダークパターンは

短期的に見れば

売上げを上げることができるかもしれません。

 

しかし、

長期的に見た時

その存在はユーザーの

信頼を失いビジネスの

可能性を狭めてしまうものです。

 

本当は「購入」ではないのに

「買った」と思わせる。

 

これも立派なダークパターンです。

 

いよいよ

サービスを提供する側も

無視できないところまできていますね・・・。

 

「顧客の信頼」をどう勝ち得るか。

それこそが

あなたの売上げを左右する問題なのです。

 

ヤマタク(山本琢磨)

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