「たった二文字で売上を上げる。」
これを読んでるチミなら、当然だと思うだろう。
けれども、
多くの人、お客様は何も知らないままボタンを押している。
何も意識せずクリックしたり、ページを閉じたりしてる。
1.【事例:ガイアックス】
https://www.markeit.jp/blog/abtest/
無料小冊子のダウンロードバナーのタイトルを
マイクロコピった。
「無料資料プレゼント!」 DL15件/月 クリック率0.35%
↓
「インバウンドマーケティングを実践するまでの道のりと大切なこと」
DL62件/月 クリック率1.41%
に変えただけで4倍にした。
■ チェックポイント
天童よしみがチミに「なめたらアカン」
ビックリマークを使うとCVRが下がると
あれほど言っただろうがっ!
そう言いながらチミを筋肉バスターするだろう。
2.【事例:株式会社VOYAGE GROUP】
マイクロコピーの真骨頂ボタン文言テストによって
「再販売リクエスト」vs「値引きリクエスト」
勝者は、、、
「ナビバリューリクエスト」より 93.9%クリック率改善で
「値引きリクエスト」の勝利!!!
■チェックポイント
顧客には、カタカナ語よりわかりやすい単語の方が反応があるのを知った。
機能名「ナビバリューリクエスト」が闇に葬り去られた。
この名前をつけた人、とんだ恥をかいたね。
次があるよ、新しい名前「涙のリクエスト」で次回は勝負して欲しい。
3.【事例:オバマ大統領】
自らのメール登録フォームのボタン文言をテストした。
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結果はこれだ
Learn More (もっと情報を見る) CVRが18%も改善した
献金を呼びかけるメールの件名でもテストした結果。「資金が底をついてしまいます!」
というタイトルが圧倒的なクリック率になった。
「資金が底をついてしまいます!」
というタイトルが圧倒的なクリック率になった。
https://www.bloomberg.com/news/articles/2012-11-29/the-science-behind-those-obama-campaign-e-mails
どれも
テスト結果を見れば「たしかにそうなるよね」
っていう納得できる結果だ。
けれども、初めからその言葉を選べるか?
高い成約率を引き出すことができるか?
それがなかなかできない。
理由は簡単。
これは「顧客が本当に必要だったもの」
を作ったからに他ならない。
社長、担当者、WEB制作の外注先、外注先のデザイナー、孫請けコーダー
我々がWEBでサービス展開するときに多くの人が関わる。
その結果が、売れないページだったり
「たしかにそうなるよね」って思えないページができる原因だ。
今回このブログを書いた理由もここにある。
多くの人に、特にヤマタクの周囲にいる人には、
マイクロコピーのノウハウを共通の言葉として使って行きたい。
顧客心理をこねくり回すようなビジネス書は捨てろ!
海外の直訳だらけのコピーライティングはやめろ!
マーケティングは複雑でもなんでも無い、
複雑にする人やモノがあるばかりだ。
そうすればきっと、
「顧客が本当に必要だったもの」を
顧客に本当に提供できるようになる。
自戒を込めて
ーヤマタク
PS:
わかりにくいコマの適当な解説を。
アナリストのデザインでは
「理論的にはこれが理想なんです」という
現実的でないプランを描いてる。
プロジェクトの書類は
「どうとでも取れるけど、何も責任を負わないようにできてる」
それは何の意味も成してないって。
実装された運用では
「綱を掴んでぶら下がれますよ」という
顧客でなんとかしろ感満載。
サポートは
「危ないなら切って、切り株に座れるようにしましょう」
という返金と言うか、なかったことにする感じ。
アメリカンな風刺が効いてるな。
いろんな立場で、それぞれの色眼鏡を掛けてしまうと、ブレる。
どうか気をつけてほしい。