ドラえもんは死んだ

考え方マーケティング

4月1日に話をしてた時に
中高一貫校の教員をされているSさんから聞いた話。

今の中高生には
ドラえもんが全く人気がない。

ドラえもんの出す道具に夢がない
というより、もう出来ているとか
ある程度出来そうな状態になっていて

全くワクワクしなくなっている。
例えば

「あっちこっちテレビ」
カメラロケットを飛ばせば、モニターで
あちこちの映像を見ることができる。
さがしものをするときにべんり。

「倍返しまんじゅう」
あのドラマからもってきてます、以上。

まんじゅうは問題外としても、、、
あっちこっちテレビはもう自分で作れるよね
そこら中カメラだらけの現在、この道具はホンマに未来の道具か?

「あっちこっちテレビ~~!!」
ってドラえもんが出しても子供は

「ふ~ん」

ってなってしまう。

「すごい!」
「マーベラス!」
「ガチでヤバイ!」

って、思わない。
むしろ

「そういう道具?あるよね
ヨドバシで売ってるの見た」

ってなる、
そんな道具で伸びたが失敗するもんだから

ドラえもんは僕たちが見ていた
「ワクワクする未来の道具で、大パニック!
便利な道具より大切な事があるよね」

っていう教育を含めたエンターテイメントが、
今や

「その辺にある道具も使えないのび太の話」

ある意味で救いのないリアルなドラマに・・・。
そら、見なくなるわけ

一方で
売るためにフォーカスしている

・妖怪ウォッチ
・ポケモン

清々しいほどに中身も教育的要素もない。
例えば、

「バトルで負ける、
新キャラ登場!
新キャラの能力でバトルに勝利」

新キャラのCM。

すごいよね、
子供たちは買ってしまうよね、

※このあたりのマーケティングの練られ具合は
驚愕のレベルに達しています。
詳しくは別で書きますが、ほんま怖い

ドラえもんがはもはや未来でもなんでもなく
災いを呼ぶロボット。だから子供たちの間で

ドラえもんは死んだ

ご都合主義の新キャラ出したほうが売れる。

「悲しいけれど現実なんだよね」

あなたのビジネスは死んでない?

ヤマタクと

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