大阪都構想のマーケティング

マーケティング

もうまもなく
大阪都構想の住民投票が行われる。

 

■賛成派
維新
http://oneosaka.jp/
専門サイトを作成
http://oneosaka.jp/tokoso/

 

■反対派
自民党
http://www.osaka-jimin.jp/
共産党
ウマイQ&A形式
http://www.jcp-osaka.jp/pages/hendayo-ishinnokai/osakatokousou-qa
一市民というブログ
http://miniosaka.seesaa.net/article/418154550.html
大学教授はPDFで反対
http://www.osaka-shisei.jp/documents/lies-and-demerits.pdf

 

■維新は帰す形で
デマを打ち消すQ&A
http://oneosaka.jp/tokoso

 

■実感として
こんな「わかんない」的な意見が大半だと思う
http://anond.hatelabo.jp/20150515014847

 

■まとめ
NAVERまとめはよくまとまっているね。
http://matome.naver.jp/odai/2142892293318388201
産経新聞の対比
http://www.sankei.com/west/photos/150428/wst1504280023-p1.html

 

マーケティングは空気を作るのが仕事なわけで

 

今回は投票の「賛成」と「反対」という
めっちゃわかりやすい2極対立。

 

チミはどちらのマーケティン押し足をグが勝つと思う?
オレコンでは、、、

 

「政策内容の良し悪しを一切無視!」

 

して、
マーケティングの観点から見てみよう。

 

政策関連は無視しますので、
そういった意見は送ってこないでね。

 

販売キャンペーンを成功させる方法

 

1.販売スケジュールを出す
これは賛成派も反対派も
投票日が一緒ですね。

 

でも、ここで見てきたいのは、
キャンペーンとして、
どこからカウントするかということです。

 

ネット通販の場合は、3ヶ月前
新商品販売の場合は、6ヶ月前

 

今回は法案という新商品の提供
という流れで6ヶ月前の10月から
キャンペーン開始と見て行きましょう。

 

もちろん販売前のリーガルチェックは
済んでいます。
2014/09/02 日本経済新聞
大阪都構想協定書を「容認」 総務相、法定協会長に

 

さて、
10月時点のプレスへの影響を見てみましょう。
(※検索の神 googleの1ページ目に表示される比率)
賛成:5
反対:10

 

11月12月ではどうだろうか?
賛成:16
反対:12

 

1月2月いよいよ販売3ヶ月前に入ろうというところ
プレスは激しさをます
賛成:14
反対:13

 

3月4月販売1ヶ月前に迫った
・ナニワのエリカ様騒動
・世論調査の%が変わるたびの報道
など、賛成派に不利な情報があるにもかかわらず
プレスリリースは賛成派健闘。
賛成:17
反対:18

 

さて、いよいよ販売2週間前から
今日5月15日19:00時点までの状況は
賛成:10
反対:7
・タムケンのLIVE放送が功を奏している

 

それよりも「大阪都構想」で検索したのに

 

「女性3000人アンケート「ペニスが最も大きい県は?」「早漏多い県は?」」
が出てくるあたり、さすがJ-castニュース。
http://www.j-cast.com/tv/2015/05/15235329.html

 

以上をまとめると、プレス対応や放送の度合いは
賛成派が2件多く配信されている。

 

TV出の露出は、、、

 

・池上彰の番組
・関西ローカルの日曜の番組
・などなど、

 

賛成派はTV動画
反対派は手作り動画
動画コンテンツは

 

賛成派:6
反対派:4

 

でした。

 

フェイスブックでは
検索で出てきた内容でいうと、
賛成:2
反対:3
の割合でした。

 

現時点での
露出を見てみよう

 

「大阪都構想」だけを見たgoogle先生のページだと
賛成:7
反対:1
という状態。

 

DM(ダイレクトメール)として
ポスティングされるビラの枚数は
賛成:5
反対:2

 

以上の単純露出だけでみると、
「大阪都構想の賛成」という商品が売れると
個人的には考えている。

 

一般的に商品購入に「反対」する場合は、
行動しなければ買わずに済むのだが、

 

今回「反対」する場合も
有効投票を行ないわないといけない。

 

メッセージは反対の方が売りやすい
「秘密」や「真実」や「裏話」といった
反応の高い単語が使いやすいからだ。

 

事実反対派のサイトには多く使われている。

 

逆に賛成派は、
メリット出し、それによって受け取る
ベネフィットを書くことに終始する。

 

反応が取りにくい方法だ。

 

デメリットを出そうものなら
揚げ足を取られる。

 

商品販売の場合は、
隣で100%反対意見を言う人がいないので
「ちょっとしたデメリット」をつたえることで
信頼性を獲得できるが、今回の場合、その方法も使えない。

 

となると、どうやって信頼性を確保するのか?
商品販売の場合は「セレブの活用」があげられる。
今回の賛成派もセレブを使っている。

 

一方反対派は、大学教授という権威を使っている。

 

この辺りはどちらもウマイ。

 

大事なのは、ここから。

 

人から人に伝達される意見が
もっとも強力な判断基準になる。

 

とくに身近な人であればあるほど

 

もしあなたがだれかに伝えるのに。
伝えやすいのはどっちだろうか?

 

「賛成意見」か「反対意見」

 

これは、
・どちらが賢く見えるか?
・どちらが良いことを言ってるように見えるか?
・どちらが価値があることを言っているように見えるか?

 

という「他人からどう見えるか?」によって
伝搬される確率が変わる。

 

チミならどちらを話すだろか?

 

ワシの個人的な意見では
「ネガティブ情報」の方が共有されやすい。
つまり反対意見だ。

 

そのほうが賢くみえるのだ。

 

なので、口コミレベルでは
反対派が優勢なのではないか?
と感じている。

 

そして、この口コミは
WEBにはあまり上がってこない。

 

なぜならWEBで反対意見だけを述べると
なぜかイタく見えるからだ。

 

明確な論拠がないと
タダの悪口に見えるのだ。

 

WEBではタダの悪口は拡散しにくい
価値がない罵詈雑言なのだ。

 

つまり、この口コミの
ネガティブメッセージの扱い方で
勝敗は決まると考えている。

 

反対派は、
どれだけ「真実のメッセージ」として表記できるのか?

 

賛成派は、
どれだけ「カッコ悪いウソ」として表記できるのか?

 

これにかかっている。

 

実際どちらも「デマ」として
いくつかメッセージを発信している。
しかし、これまで散々デマをだしてきた

 

赤旗、スポーツゲンダイ
などが「橋本はデマ」というと
なんだか逆の宣伝をしているとも取れ、

 

やっぱり結局「賛成派」の売れ行きが
伸びていくだろうと考えている

 

ーヤマタク

 

PS:

それ以外の要因として、
それぞれでJV先として顧客リストを
どれだけ保有しているか?
これでどちらにも転ぶのだが、
今回はカウント出来ないので考慮しない。

 

今回、岡田斗司夫氏との対談で、
やたら政治の話が出てきたので
気になって見るようになったところ

 

どちらのマーケティングも
非常に勉強になった。

 

判断出来なかった項目に

 

・使われているグラフや対比表
・映像コンテンツの構成
・テロップ

 

などもあるが、作りで言えば
賛成派の方が上手かった。

 

逆に反対派は
作りが荒いが、いかにも
「真実を記したウラ情報だ」
というビラなどを送っている。

 

動画も、カンタンなアニメで作っていたり
草の根的な雰囲気があってウマイ。

 

今回のターゲットは、
「住民投票をする人」だ。
20歳以上~死ぬまで、の
日本国籍を持った大阪市民

 

彼らにはどちらのほうが効果があるのか?
どちらのメッセージのほうが目立つのか?

 

良いデータが取れそうで
今から楽しみです。

 

こういったマーケティングを見てて
「こうやれば勝てる!売れる!」
と思うことは多々ありました。

 

それも
今回の見込顧客を集めるマーケティングで
分かるようになりますのでお楽しみに

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