採用にて:
明らかに見た目がヤバイ。
・ボロボロのスーツ
・三白眼
・ヒゲはのびてて
・決して目を合わせない
・声が小さすぎて聞こえない
そんな、採用応募者に出会ったとき、
変に大物ぶってはいけない。
私の経験談を話そう。
私はまだその頃ビジネスを始めて間もなく
スタッフを採用するのも数えるほどしかなかった。
何度か素敵な人材を入れることに成功し、
ビジネスも順調で、
「まぁ、俺クラスになれば人材採用も余裕?的な?」
語尾を意味なく上げるほど勘違いしていた。
あるとき、新しいプロジェクトで1人採用する事になった。
4〜5ヶ月たって5人ほど面談したがなかなかいい人材は現れない。
そして6ヶ月目に来たのが、
明らかに見た目がヤバイ応募者。
目も合わせない、なんか細かく震えてるし
「ああ、これまで大変だったんだろうな」
・壮絶ないじめにあっていたとか
・裏切られて対人恐怖症とか
・天涯孤独でいよいよ追い詰められたとか
応募者は言ってないけど勝手に察したわけさ
俺クラスになればまぁ、天才だからね。
「これは、オレが拾ってやらないとダメかもな・・・。」
そう思ってしまう。
まるで自分が映画でボロボロになった主人公に
手を差し伸べ助けてあげる大富豪のように
人を救える気でいてしまう。
誰かを助けるっていうのは取っても良いことだし
多くの人の問題を解決してあげることが
成功するビジネスの秘訣の1つですが、、、
しか〜〜〜し 要注意!!!
なぜなら
そうして採用した途端に、感謝するどころか
全く逆の行動を取ることがあります。
・周りを巻き込んで経営層への悪口
・さぼり
・ミスを自己正当化し
・社長を敵だと団結を始めたり
なんどもチャンスを与えても
どんどんネガティブなメッセージが社内に広がっていく・・・。
あなたもお情けで入れた事ありませんか?
ダメ社員ほどなんとかしてやろうと可愛がると、
またこれ他の社員まで影響でてしまったり。
拾って、育てて、クライアントまで紹介し
事務所開設にはウン十万の大画面液晶TVをプレゼントし
相談に無償で乗っても、、、、
競合会社に寝返って、
・サーバに勝手に入って情報をいじられ
・それを注意すると「恐喝された」とデマを流される
恩を仇で返され、
こうしてまた1つ社長は
強くなっていきます。
今日の教訓:チームを作る時は「お情け厳禁」
最高のチームは最高のメンバーでつくろう。
そのために採用はしっかり見極めて「お情け」で入れてはいけない。
それをするのは年商50億超えてから。