どーもヤマタクです!
寒くなってきて、体が縮こまっていないだろうか。
こんな日はおちょこを熱燗でグイッとしたい。
ってことで、
先日とある経営者Yさんと六本木で飲んでいたんだけど
こんなことを相談された。
「入社して2ヶ月目の女の子が真面目に仕事をしていると思ったら、
ふと後ろを通った時に、スマホでPairs(出会い系アプリ)をしてて
ショックだった。ちゃんと働く子だと思って採用したのに。」と笑
アプリを見ただけでわかるなんて
あんたもやっとるんやないかーい!っていう。
まぁ、それは良いとして。
経営者のワシらは、これでも寛大過ぎる方である。
従業員のそーゆーところは、やっぱり目に入っちゃうし、
桃のように繊細な気持ちなのだ。すぐ傷ついちゃう。
「あぁ、チミもか。」と。
長年、経営者さんとコンサルをしてると
そーゆーエピソードや、従業員ネタが溜まっていく一方だ。
趣味でPCを自作する経営者Nさんは、社内のシステム周りも当然詳しい。
ある時、従業員のインターネット閲覧履歴をそれとなく見てみたらしいのだが…
・「上司 うざい」で検索されている
・「カブトムシゆかり 誰」で検索されている
・「ダイエット 小麦若葉 効果」で検索されている
・転職用サイトが閲覧が定期的に見られている
・Youtube、食べログ、エロサイトがゴロゴロ
なんてザラだったそうだ。さすがに注意したらしいが。
教訓。
『エクセルやワードのブラウザの下には
サボり用のページが隠れているかもしれない!」
これって経営者にとって頭を悩ませるタネだよね?
でも、ちょろっとサボるくらいだったらまだ可愛いもんです。
「新入社員が2ヶ月目で辞めた。」
「仕事を覚えたと思ったら辞めた。」
「従業員がアフォで、転職できない事情のある社員だけが残っている。」
「アイデアを出しても何かと反抗する。」
とかとか。
だんだん業務に支障が出てくると、
黙認は許されなくなってくる。
小さな会社だと、一人一人の従業員の裁量が大きいから
ものの言い方が一つで、会社全体がギクシャクしたりする。
そう広くはない職場がシーンと静まり返り、
生唾を飲む音が聞こえるような、最悪の雰囲気になる。
そんなのは嫌だよね。
特に、スタッフの定着率が悪いと、
常に新入社員の指導や教育に他の社員が手を取られて、
仕事の能率が落ちる。
その結果、顧客サービスが低下する。残業が増える。
仕事の継承がうまくいかない。
もともと働いていた社員の負担が増え、
転職してしまう社員がでてくる。
担当者がコロコロ変わるので、
お客様との信頼関係が築けない、関係が悪くなる。
そんな風に、会社の業績へ悪影響を及ぼすことになるのだ。
じゃあだからと言って、根性論や精神論でいくか?
長時間労働にどっぷり浸からせて過労死を出した電◯
電◯は部署にもよるが相当過酷な社風だ。
昼も夜もない。給料は良いが、頭のネジが抜けていないと務まらん部分がある。
もう2017がくるっていうのに、
「経営者と従業員」の攻防は終わらない。
でも、一つだけ言えるのは
圧倒的にリスクを背負っているのは経営者である私たち。
うまくスタッフとの溝が生まれないよいに気を払っていても、
皆が皆、感情で動く人間だから、どうしても人にまつわるトラブルは起きる。
そうそう、
昔、日本一やりがいのある会社として
ECス◯ジオっていう会社があって(現◯ャットワーク)
そこのスタッフなんかはもう
「やりがいあります、って演技するのに疲れた、しんどい」って言ってた。
本に書かれてることと裏側はちがう。
ワシたちは
・従業員の生産性を高めたい
・生き生きと楽しく働いて欲しい
・利益が生まれたら還元してあげたい
そう思ってる。
決して、
・スタッフを死に追いやるようなブラック企業
・外面だけ良くて、悲惨な労働環境
・職場の雰囲気がクソ悪い
こんな会社を作りたいワケではない。
でしょ?
チミにここで聞きたい。
会社のスタッフを束ねて、
生産性の高いチームを作るために
今、どんなことをやってるかな?
ぜひ、考えてみてほしい。
ーヤマタク
追伸
もしよかったら、それを書いて
customer-relations@orecon.co.jpに送ってほしい。
個別の返信は保証できないが、
ブログの中で紹介するという形で
チミの役に立てるかもしれない。