関西人=おもしろい?

考え方

こないだ、
東京で飲み会いってきたんよ。

行っても、なんも
得るものは無いって、
わかってるねんけどな。

ほら、
僕って、自他ともに認める
太鼓持ちやん。

「よっ社長!
大統領!」

とかっていう言葉が
挨拶代わりっちゅうか、
そんなのは邪道やね。

そういう言葉とかなしに
太鼓持って、

挨拶代わりに「ドン」
スベったら「カン」って
ヘリを叩くぐらいの、

赤の他人が見ても

「ああ、太鼓もちの人がいるわ」

っていう何の説明も要らないぐらいの、
太鼓、太鼓のオンパレード。

せやけど、
あるやん、やっぱり。

「関西人は、面白いことを言う」

て、だれが決めたか
分からん法律が。

横断歩道の白いところから
はみ出たら死ぬ、
っていうくらいの。

例えば、一般の「関西人」は、
飲み会にいったらオネエちゃんの
前で使うのはこれですよ。

「ワシは早い、小さい、テクがない
夜のヘレン・ケラーや」

まぁ、ウケますよ。
たいがい。

「Kさんおもしろーい!」

とかって「面白い人称号」を
女子からもらうわけ。

「え?ほんま?」
とか、いいながら、
おみやげに白い恋人ならぬ、
面白い恋人をバックから取り出して、

また、ウける。

多くの「関西人」が
そんなことばっかりするからもう

「関西人」=「面白い」

っていう図式が成り立ってるんですよ。

「黒人」=「ダンスが上手い」
みたいな。

そのせいで、僕なんかは、
太鼓叩くのに精一杯でも、
ひたいから汗水たらして
学生服でハチマキしても、

ただの前振りだと
思われるんよ。

だから、
見せつけてやるんよ。
本気の関西ってやつを。

「濡れとるんやろ」

女の子は苦笑い。
その後の記憶はありません・・・。

はっ!

そや、
何が言いたかったかっちゅうと、

「あなたのビジネス」=「お客様の期待」

この期待を
どのお客様でも持っている、
っていうこと。

キャバ嬢は明らかに
「関西人は面白い事を言う」
って思い込んどる。

その期待をうらぎると、
あなたのビジネスにも
苦笑いが訪れます。

メールをしても
電話をしても

「面白くない関西人」は、
無視されるだけ。

指名が足りなくても、
僕には連絡はありません。

逆に
この期待値を上回ると、
おひねりがもらえるわけです。

「お客様からお金を出したくなる」

町外れの中華料理屋で、
大丈夫かな?
とおもたら、

コクのある麻婆豆腐
ぺろっと入るにんにくの芽の炒めもの
さらっとしたスープ
箸休めのピータン

2人でお腹が弾けるぐらい食べて、
ひとり1200円!

横浜の「中国食堂」は
また行ってみたい
全部のメニューを食べたい!

って思わせるモノでしたよ。

中華料理に対して、
「ケチャプ風味のエビチリ」
くらいの期待感が、

「柔らかい殻をカリッとあげた
スパイスの効いた
食感も楽しめるエビチリ」

っていう期待を上回るモノ
が出てくると、

「すべてのメニューを食べたい!」

って思わせてくれるわけです。

あなたのビジネスは、
お客様からどんな期待を
もたれてます?

ヤマタクと

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