取引しないか?

マネジメント時間術ディール

『取引しないか?』


よくハリウッド映画に出てくるワンシーン。
日本では、ドラマや映画でもめったに出てこないです。


私たち経営者はいつも取引をしています。


・スタッフに労働の対価として給与を払う
・商品の仕入れにたいしてお金を払う
・お客様に商品を渡して代金をいただく


取引の繰り返しがビジネスというわけですな。


実はそれだけじゃなくて、意識していないところで
色んな物を取引しています。


例えば、スタッフに対して、


・新しい仕事やチャンスを与えるかわりに普段の倍頑張ってもらう
・欲しがっていた技術書を買ってやり、難易度の高い仕事をしてもらう
・普段からの頑張りを褒めることで、更に成果を上げてもらう
・親身になって話を聴くことで、継続して働いてもらう


などなど「取引」という言葉にすると
抵抗はあるかもしれないけれど
なにかしら私達は取引している。


ただし、この時絶対に忘れてはならないのが、
自分が提供できるコトを低く見積もり過ぎないこと。
思い返してみてほしい、無料で提供しているようで、
ほとんどの場合。しっかりと対価をもらっていないだろうか?


あなたが何の制約もなく使えるモノやコトには何があるだろうか?


それを一覧表にまとめてみよう、
きっと今までの2倍から3倍取引がスムーズになるはず


そして、もう一つ


自分がほしいものを一覧表にしてみよう。




昔、「わらしべ長者」っていうのがあったのを憶えてる?
数年前にはアメリカで、クリップ1個から最後には家を手に入れた人もいる
僕も釣られて、ミクシィで捨てようと思ってたシングルCDからいくつか巡って


16面のルービックキューブになり、
最後は「ブルーフィルム」というアルバムCDに化けた。


上手く行ったかどうかは微妙だが、個人的には満足している。




コレも「ほしいもの」「あげられるもの」が予め決まっていたからだ。


話をビジネスに戻すと、わたしたち経営者は収益を生み出すのに
自分の時間を何かと交換して、最終的に収益にしている。


・スタッフとのコミュニケーションも
・顧客との取引も
・取引先との契約も


これらすべてが「時間を使って収益を得る。」行動
つまり、
自分の時間をどれだけ多くのお金と取引するか?
乱暴に言うとこれこそが、私達のやっている事業になるわけです。


何がいいか悪いかはそれぞれの業種によっても違うと思いますが、
この質問を一度自分に投げかけてみてください。


あなたの時間は、満足できる取引になってる?



 ー山本琢磨

ヤマタクと

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