どうも、ヤマタクです。
芸術家パブロ・ピカソの
有名な逸話を知っているだろうか?
ある日、ピカソがマーケットを
歩いていると、手に一枚の紙を持った
見知らぬ女性が話しかけてきた。
「この紙に一つの絵を描いてくれませんか?」
するとピカソは、たった30秒ほどで
小さいながらも美しい絵を描いた。
そして彼女へ手渡しこう言います
「この絵の価格は、100万ドルです」
彼女は驚きました。
そして30秒の時間でその値段は高い
ことを訴えました。
ピカソは笑いながら答えます。
「30年と30秒ですよ」
30秒の価値
この逸話はアートの価値に対する
人々の意識を表現する有名な話
彼の能力を時給で測ることはできず
どんなに短い時間、どんなに安い素材でも
数十年と積み重ねてきた知識、経験がある
これはどうしても安売りしてしまう
経営者のヒントになればなと。
「とにかくより良いものを安く」
という考え方が定着している人がいるが
けっこういるんじゃないかなと思う。
たぶん松下幸之助さんの哲学の影響が
あるかもしれないが
物流が盛んな現代とその当時とでは
時代が違う
考えなくてはいけないのは
高く売る方法
おっと、良くないものを
高く売るのはもちろんダメだよ
大事なのは「より良いもの」ということ
どこにでもある商品とかサービスを
テクニックだけで高く売っても
それは詐欺になる。
というかそんなことしてたら
自ら顧客の信頼を失うからね。
より良いものをより高く売る方法は
今まではどうやって安く、高く
売るかを考えがちだと思うが
どうすれば高い価格設定でも
買ってもらえるか?にシフトすること
が大事だと思う。
例えば、
見た目でいうデザインなら
Appleがわかりやすいかな
発売当初、今までにないシンプルなデザインと
かっこよさ、美しさの見た目で
高い値段でもヒットしているよね
他にも定期的なアフターフォローとか
素材や材料にめちゃくちゃこだわり
価値を高めるとか
そんな感じで価格ありきでなく
付加価値で考えてみる。
どうすれば高く売れるのか?
というアイディアはまだまだあると思う
というか明確な根拠があれば
高く売る罪悪感はなくならないかな?
チミが今のビジネスや事業をするために
一体どれだけのリスクを負ったり
勉強したり、労力をかけてきたのか
時間がないと言いながらも
一生懸命がんばってきたはず。
そうやって提供している商品やサービスを
お金と交換に手にすることができる。
チミのやってきたことの価値は
そんなに安くはないと信じている。
だから安売りせずに
自信を持って
価格提示をしてほしい。
ーヤマタク